本日の購入物。

やっと本屋に行って購入してきました(苦笑)
もう読み始めたら止まりません。
どうしよう・・・すごいあさのさんの書かれる作品大好きだわ。
文庫本のオビの言葉がすごく痛い。確かに猛烈に反省。でも例え遅くても出会うことが出来てよかった。
この作品が児童書であるのが勿体無いと思うと同時に、でも子供達にも読んでもらいたいと思うから児童書で良かったのかなぁとも思う。矛盾〜


私児童書における傲慢な性格の子供は大嫌いです。
この主人公も一見傲慢に受け取れる性格だけど、巧はそれだけじゃなかった。
自信家だけど、繊細で何かが足りない少年。
まわりの人達が巧によって変化させられるように、私も何か影響を受けたような気がする。
本人は自分の気持ちを素直に言葉にしているだけでも、相手とっては傷つけられる言葉になってしまう場合もある。
どうして妥協しないんだよーとヤキモキもするけど、いつの間にかそれが擁護する考えに変わっている自分に気づく。
巧の姿勢はカッコイイ生き様だと思う。でもこの人生では不器用なやり方になってしまうから、普通と比べると障害が多いだろう。
それでも巧がどこまでいけるのか見守っていきたい気分にさせられる。